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窓シャッターを取り付けるには?メリット・後付けの費用・工事の流れを解説

  • 5月27日
  • 読了時間: 11分

近隣で空き巣の被害があったり、台風のニュースを見たりすると、窓まわりの防犯や防災が気になるはずです。シャッターのない窓を見て、後付けできるのか不安に思う方も多いでしょう。ただし、費用や工事日数などの情報がない状態だと、一歩を踏み出すことは簡単ではありません。


そこでこの記事では、窓シャッターの取り付けについて、後付けの可否から費用、工事の流れまでをわかりやすく解説します。読み終えるころには、ご自宅に合ったシャッター選びの判断ができるようになるでしょう。


窓シャッターは後付けできる?

窓シャッターの取り付けを検討するとき、最初に気になるのが後付けできるかどうかです。結論からお伝えすると、多くの住宅では既存の窓にシャッターを後付けできます。ここでは、その理由となる工法と、設置できる窓・できない窓の見分け方を順に確認していきましょう。


ほとんどの窓は「カバー工法」で後付け可能

窓シャッターの後付けには、カバー工法と呼ばれる方法が一般的に使われます。これは今ある窓枠の上から新しいシャッター枠をかぶせて固定する施工方法です。外壁を大きく壊す必要がないため、工事はスピーディーに進みます。大掛かりなリフォームを想像して身構える方もいるかもしれませんが、実際の負担はそれほど大きくありません。まずは自宅の窓が対象になるか、専門業者に確認するところから始めましょう。


マンション・賃貸は管理規約と大家の確認が必要

戸建てとは異なり、マンションや賃貸住宅では注意が必要です。マンションの場合、窓の外側は管理規約で共用部分とされていることが多くあります。共用部分にあたると、管理組合の許可なくシャッターを設置できません。設置を希望するなら、まず管理規約を確認し、管理組合へ相談しましょう。賃貸住宅でも勝手な工事はトラブルのもとになります。事前に大家や管理会社の許可を得ることが欠かせません。マンション用の後付けシャッターも一部にはありますが、規約確認が最優先です。


窓シャッターを取り付ける4つのメリット

窓シャッターを設置すると、暮らしの安全性と快適性が向上します。台風対策や防犯だけでなく、防音や断熱、目隠しといった効果も期待できるのです。ここでは、取り付けによって得られる主なメリットを4つ紹介します。


台風・強風から飛来物による窓ガラス割れを防ぐ

近年、台風の強風による被害が多数報告されるようになっています。とくに怖いのが、風で飛ばされた瓦や看板、木の枝などが窓ガラスを突き破る飛来物被害です。養生テープや飛散防止フィルムは、ガラスの飛び散りを抑える効果しかありません。割れること自体を防ぐには、シャッターで窓を覆うのがより確実な方法です。シャッターがあれば、台風が近づいたときに閉めるだけで室内を守れ、家族の安全を確保するうえでの心強い備えになります。


空き巣・侵入窃盗への防犯効果

侵入窃盗の多くは、窓からの侵入によって起きています。鍵を閉めているだけでは、ガラスを割って侵入されるリスクを否定できません。空き巣は侵入に時間がかかる家を嫌う傾向があります。シャッターを下ろしておくと、侵入に手間取るため犯行をあきらめさせる効果が見込めます。道路や人通りに面した窓に設置すれば、入りにくい家であることを外部にアピールできるでしょう。


防音・遮音と断熱・遮熱で一年中快適に

シャッターには、外の騒音をやわらげる防音や遮音の効果があります。交通量の多い道路沿いや、線路の近くにお住まいの方には大きな利点です。さらに、夏の強い日差しを遮る遮熱効果も見逃せません。冬場は窓から逃げる熱を抑え、室内の暖かさを保つ断熱効果も期待できます。窓ガラスは外気と接して冷えやすく、室温を下げる原因になりがちですが、シャッターを閉めれば冷気を防ぐことができ、冷暖房の効率も上がります。


外からの視線を遮る目隠し・プライバシー保護

道路や隣家に面した窓は、外からの視線が気になるものです。シャッターを下ろせば、室内の様子を見られる心配がなくなります。とくに採風タイプのシャッターなら、視線を遮りながら風を取り込めて便利です。閉め切らずにスリットを開けておくと、目隠しと通風を両立できます。在宅時間が長い方や、夜間のプライバシーを守りたい方に向いています。


知っておきたいデメリットと対策

メリットの多い窓シャッターにも、いくつかのデメリットが存在します。シャッターを閉めると採光や通風が制限される点は、あらかじめ理解しておきましょう。この課題は、採風タイプを選ぶことである程度カバーできます。導入コストがかかる点も無視できません。また電動タイプはモーターの故障リスクがあるものの、定期的なメンテナンスで長く使えます。デメリットを把握したうえで、対策とあわせて検討すると後悔を減らせるでしょう。


窓シャッターの種類と選び方

窓シャッターと一口にいっても、開閉方式や機能、素材はさまざまです。自宅の窓や目的に合わない製品を選ぶと、満足度が下がってしまいます。


手動シャッターと電動シャッターの違い

窓シャッターの開閉方式は、大きく手動と電動の2種類に分かれます。見た目は似ていますが、使い勝手やコストには明確な差があります。それぞれにメリットとデメリットがあるため、生活スタイルに合わせて選ぶことが大切です。


手動シャッターのメリット・デメリット

手動シャッターの最大の利点は、本体価格と工事費を抑えられる点にあります。電気を使わないため、停電時でも問題なく開閉できるのも安心材料です。一方で、毎日の開け閉めが負担になりやすいというデメリットがあります。背の高い掃き出し窓では、持ち上げる動作がとくに重労働になりがちです。開閉のたびに窓を開ける必要があり、天候によっては手が汚れる場面もあります。設置数が少なく、コストを優先したい方に向いた選択肢といえます。


電動シャッターのメリット・デメリットと停電時の対応

電動シャッターは、リモコンひとつで開閉できる手軽さが魅力です。窓を開ける必要がなく、天候や気温を気にせず操作できます。自動ロック機能があればより外から開けにくく、防犯性が高い点も見逃せません。開閉音が静かなので、早朝や夜間でも近隣に気をつかわずに済みます。デメリットとしては、手動より費用が高く、モーターの故障リスクがある点に注意が必要です。停電時に動かせない不安もありますが、多くの製品には手動切り替え機能が備わっています。いざというときの操作方法を確認しておけば安心です。


素材で選ぶ(スチール・アルミ・ステンレス)

シャッターの素材選びも、性能や価格を左右する重要な要素です。スチールは強度が高く価格も手頃で、もっとも普及している素材といえます。アルミは軽量でサビに強く、開閉の動作が軽いのが特長です。ステンレスは耐久性と防錆性に優れ、高級感もありますが価格は高めになります。沿岸部など塩害が気になる地域では、サビに強い素材が安心です。予算と設置環境のバランスを見ながら、最適な素材を選びましょう。


窓シャッター取り付けの費用相場

窓シャッターの取り付けを検討するうえで、費用相場は気になる情報です。費用は開閉方式や窓のサイズ、設置階によって大きく変わります。ここでは、手動と電動それぞれの相場や2階設置の追加費用を順に解説します。予算計画を立てる前に、まずは目安をつかんでおきましょう。


手動シャッターの費用相場

手動シャッターを後付けする場合、本体と工事費を合わせた費用相場は10万円から20万円ほどです。一般的な掃き出し窓に設置するケースを想定した目安になります。電動に比べると初期費用を抑えられるため、複数の窓に設置したい方に選ばれています。ただし、窓のサイズが大きくなると、その分だけ価格も上がる点には注意が必要です。


電動シャッターの費用相場

電動シャッターの費用相場は、本体と工事費を合わせて19万円から35万円程度です。手動と比べると、おおむね1.5倍から2倍ほど高くなる傾向があります。価格が上がる理由は、本体価格に加えて配線を行う電気工事が必要になるためです。とはいえ、毎日の開閉の手軽さや防犯性を重視するなら、十分に価値のある投資といえます。長く使う設備だからこそ、初期費用だけでなく使い勝手も含めて検討しましょう。


2階の窓は足場代が追加でかかる

2階の窓にシャッターを取り付ける場合、1階よりも費用が高くなります。高所での作業になるため、安全確保のための足場設置が必要だからです。ベランダがあって作業できる場合を除き、1階の施工料金に足場代が上乗せされます。足場代は数万円から十数万円程度かかることも珍しくありません。業者によっては高所作業車を使い、足場を組まずにコストを抑える方法を提案してくれます。敷地に作業車を入れるスペースがあるかどうかも、費用を左右する要素になります。


費用の内訳(本体・工事費・撤去費・電気工事・足場・諸経費)

窓シャッターの取り付け費用は、いくつかの項目で構成されています。主な内訳は、シャッター本体の価格と、取り付けにかかる工事費です。既存の雨戸を撤去してから設置する場合は、撤去費用が加わります。電動タイプなら配線のための電気工事費も必要です。2階以上の窓では足場代が、そのほかに運搬費や諸経費がかかることもあります。見積書を受け取ったら、これらの項目が明確に記載されているかを確認しましょう。


取り付け工事の流れと日数

実際にシャッターを取り付けるとき、どのような流れで工事が進むのか気になります。問い合わせから完工までの全体像を知っておくと、安心して依頼へ進めるはずです。ここでは、工事の各ステップと当日の作業内容、現地調査の確認ポイントを解説します。スケジュールの見通しを立てる参考にしてください。


問い合わせから完工までのステップ

工事は、おおむね4つのステップで進みます。最初に業者へ問い合わせ、現地調査の日程を調整しましょう。現地調査では、窓の採寸や設置可否、障害物の有無を確認してもらいます。その内容をもとに見積書が作成され、金額や仕様に納得できれば正式に発注します。製品が手配され、後日あらためて取り付け工事を行う流れです。


工事当日の作業内容と所要時間の目安

取り付け工事当日は、まず既存の窓まわりの養生から作業を始めます。続いてカバー工法でシャッター枠を固定し、その上にシャッター本体を据え付けていく流れです。1か所あたりの作業時間は、手動なら数時間で完了するケースが多いです。電動の場合は配線工事が加わるため、もう少し時間がかかります。施工後はビス穴をコーキングで防水処理し、動作を確認して完了です。


よくある質問(FAQ)

ここまで読んで、まだ細かな疑問が残っている方もいるはずです。最後に、窓シャッターの取り付けでよく寄せられる質問にお答えします。依頼前の不安解消に役立ててください。


工事中は家にいないといけませんか?

基本的には、立ち会いをお願いするケースが多くなっています。動作確認や仕上がりの確認を、その場で行っていただくためです。とはいえ、業者によっては不在でも対応可能な場合があります。鍵の受け渡しや作業範囲の取り決めが必要になるため、事前に相談しておきましょう。初めての工事であれば、当日は在宅して仕上がりを確認するのがおすすめです。


シャッターの寿命・メンテナンスの頻度は?

窓シャッターの寿命は、使い方や環境にもよりますが10年以上が一般的です。手動タイプは、定期的に潤滑剤を吹き付けると動きの良さを保てます。電動タイプは、モーターやリモコンの動作を日常的に確認しておくと安心です。動きが重くなったり異音がしたりしたら、早めに業者へ点検を依頼しましょう。日ごろのちょっとした手入れが、シャッターを長持ちさせる秘訣になります。


既存の雨戸からシャッターへ交換できますか?

はい、既存の雨戸を撤去してシャッターへ交換することは可能です。雨戸の収納に手間を感じている方には、便利なリフォームといえます。ただし、雨戸を撤去する費用が別途かかる点は理解しておきましょう。雨戸を収める戸袋もあわせて撤去する場合は、壁の補修工事が必要になることもあります。交換を希望する際は、撤去費用も含めて見積もりを取ると安心です。


窓シャッターの取り付けは繋仁工業にご相談ください

ここまで、窓シャッターの取り付けについて、後付けの可否や費用から業者選びまでを解説してきました。多くの窓はカバー工法で後付けでき、防犯や台風対策、断熱や目隠しなど多くのメリットがあります。一方で、窓のタイプや設置環境によって可否や費用が変わるため、専門業者による現地調査が欠かせません。


繋仁工業では、丁寧な現地調査と明朗な見積もりを大切にしています。地域に密着した施工とアフター対応で、お客様の安心をしっかり支えます。窓まわりの防犯や快適性にお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。

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